はじめに
アルファベットの形をしたオブジェって、オシャレでかわいいと思いませんか?
玄関に飾ったり、結婚式のウェルカムボードに置いたり。
好きな英語やフレーズで揃えてもいいし、夫婦や親子のイニシャルで並べたり、ペットの名前を飾っても◎
ネットでよくこのように木でできたものを販売してるのを目にします。
落ち着いた印象でとてもオシャレです。
今回はそんなアルファベット型のオブジェ、、、の型を型取り用シリコンを使って作っていきます。
さらに、既存の型を型取りしてもつまらないので、発泡スチロールを使って型作りからしていきます。
用途はクレイやレジン、キャンドルのモールドなど、いろいろ使えます。
ということで早速やっていきますが、初めての試みなので先に今回の目的や要点まとめを以下に↓↓
~今回の目的と要点~
・発泡スチロールでうまく型を作れるか
・発泡スチロールという素材はシリコン型として問題なく使えるか
・型取り用シリコンは初めてでもうまく使うことができるか
・購入した型取り用シリコン(RTV-2 MSR1300)1kgでどのくらいの量を作れるか
それでは作業開始です。
1.発泡スチロールを使って原型を作る
用意したもの
・発泡スチロール(厚さ1cmのものを2枚)
・電熱線
・発泡スチロール用接着材
(以上全て100円で揃いました)
電熱線で型を作る
100均の電熱線は2cmの厚みまでカットできるようでしたので、購入した発泡スチロールを2枚接着剤で貼り合わせました。
プリンターを使い原型の形を紙にプリントアウトし、ハサミで切り抜きます。
切り抜いた紙を発泡スチロールに仮止めし、それにそって電熱線で型取り。
なかなかコツが要りましたが、慣れるとキレイに真っ直ぐ切り抜けました。
これでシリコン型を作る原型の完成です。
2.シリコン型を作る
シリコンを流し込む前の準備
シリコンを取り出しやすくするために、ダンボールの内側をキッチンペーパーで囲います。
シリコンを流し込んだときに、発泡スチロールが浮いてこないように、底面をそこそこ接着力のあるもので接着しておきます。
原型にサラダ油を塗っておきます。
いよいよシリコンの流し込み
シリコンによって硬化剤の分量は異なるようなので、きちんと表示を確認してから混合します。
こちらのシリコンの場合は4パーセントでした。
シリコンを流し込み、ひたすら放置。
まとめ
結果、このようにキチンとシリコン型を作ることができました(写真はそちらを使ってキャンドル用ワックスを流し込んでいます)
反省点やわかったこと
初めてでしたので、失敗した点、もう少しこうすれば良かったという点が何個かあったので、メモしておきます。
・発泡スチロールでうまく型を作れるか
>>100均の電熱線と発布スチロールで型を作るというのは問題なくキレイにできました。
・発泡スチロールという素材はシリコン型として問題なく使えるか
>>発泡スチロール特有の表面の凹凸までも、型を作るときに再現されてしまいます。
凹凸感がでても問題ないモチーフならいいですが、そうでない場合には使えないなと思いました。
・型取り用シリコンは初めてでもうまく使うことができるか
>>使い方はキチンと説明を読めば問題ありませんが、やはり少しコツがいるかなと感じました。
シリコンは安いものではないので、私のように最初から量を使うのではなく、小さなものから試しに作ってみるといったほうが良さそうです。
・購入した型取り用シリコン(RTV-2 MSR1300)1kgでどのくらいの量を作れるか
今回のアルファベットの型は約10cm四方で、半分くらいのシリコンを使いました。
必要以上に分厚い型になってしまったので、実際は300gくらいでも間に合いそうです。
使いすぎたのはかなり反省。
以上で、型取り用シリコンを使ってアルファベット型を作ってみた終わりです。