はじめに
今回はワックスペーパーというものを作ります。
ワックスペーパーというのは、蝋(ろう)やパラフィンなどをしみ込ませ、耐水性・耐湿性をもたせた紙。蝋引(ろうび)き紙のこと。
2枚目のような、英字のワックスペーパーなどは見た目もとてもかわいくて、いろんなことに使えそうです。
このワックスペーパー、買いに行く手間をかけるより作ったほうが早いし安いのではというくらい簡単なので、早速作り方をご紹介していきます。
ワックスペーパーの作り方
必要なもの
・ロウソク(パラフィンワックスでも良いですし、なければ仏壇用のロウソクでも大丈夫)
・コピー用紙
・画像加工ソフト、または手書き
・IHコンロ・ホットプレート(もしくはガスコンロ)
手順
①IHコンロ、又はホットプレートに、ロウが付いてもいいような鍋(小さめ)を用意する。
②鍋の中に砕いたロウソクやパラフィンを入れ、120~140℃くらいに熱して溶かす。
(ガスコンロの場合は、発火の恐れがあるので必ず湯銭で溶かす)
③解けたロウソクに、用意したコピー用紙を浸して、すぐに取り出す。
④ロウが完全に乾いたら完成
ワックスペーパー自体の作り方は以上なので、とっても簡単です
出来上がり
加工前と加工後はこのようになっています。
・加工前(コピー用紙にアンティーク風の文字と、汚れた背景をPCで印刷しています)
・折り目をつけると、白くワックスの後が付きよりアンティークっぽくなります
アンティーク風の文字の探し方
使っている加工ソフトによりますが、検索エンジンで「フリーフォント アンティーク」といった感じで検索するとフォントのダウンロードができるサイトがいつくもヒットします。
お使いのソフトで好きな字体が見つからない場合は、試してみてください。
参考までに、リンクを貼っておきます。
アンティークっぽいフリーフォントがダウンロードできるサイト
・レトロ&ビンテージテイストを表現するフリーフォント素材まとめ 2014年版
https://photoshopvip.net/archives/60817
・シチュエーション別、「レトロ&ビンテージ」のフリーフォント45個まとめ
https://photoshopvip.net/archives/8586
・【商用可】ビンテージデザインに使えるレトロなフリーフォント30選
https://www.hp-stylelink.com/news/2013/10/20131021.php
他の作り方
他にも、クッキングシートに砕いたロウと紙を挟んで作るという方法もあります。
こちらのサイト様で詳しく説明しています。
ワックスペーパー(ロウ引き紙)の作り方と注意点
https://verandaher.blog.fc2.com/blog-entry-75.html
よりこだわって作りたいという方は、紙の端を破れたようにしてみたり、コーヒー染めなんかをしても雰囲気がでると思います。
ぜひお試し下さい。