1000円カットについて
今となっては1000円カットのお店はいたるところにありますので、「1000円カットってなに?」というのは割愛させていただきます。この記事を読んでほしいのは、アンチ1000円カットの方。つまり1000円カットの店をバカにしている方や、1000円カットで切っている人をバカにしている方などに特に読んでほしいです。
アンチなのは別に良いんですけど、そのほとんどが1000円カットに行ったことすらない人だったりするんですよね、実際のところ。なのでそういう方に向けて、1000円カットの実態を紹介していきたいと思います。
単純に1000円カットと一般の床屋&美容室との比較や、評判などを知りたい方もぜひ読んでみてくださいね。
主観も入ってるとは思いますのであしからず。
1000円カットの店でよく言われていること
上手いの?下手なの?
とりあえず行ったことない人が気になる一番の部分はここでしょうね。いきなり結論書きますが、上手いか下手かだと、上手いでしょう。
ただ上手いの定義がどこにあるかって部分で大分変わってきちゃうっていうのがあるので、難しいですよね。
普通の美容師でも全然あるあるですが、いろいろと失敗して変な汗かいてるのにお客様は「え、こんなに上手に切ってもらったことないわぁ」というときとか。逆にめちゃめちゃ上手くいったのに「カットはガタガタだしちょっと…」みたいな口コミもらったり。今はネットで言われちゃうので怖いですね。
要は「気に入った仕上がりになった=上手い人」となります。素人目線なので当然です。
「カット自体が上手いかどうか」でいうならば、1000円カットの人は当然上手いでしょう。場数では普通の理容師・美容師は勝てないと思います。
「気に入った仕上がりになるか」で言えば、普通の美容師のほうが上手いでしょう。というか、無理といったほうが正しい表現なのか。
「1000円カットはお客様の要望に対して全力で答える」に対して「美容室はお客様も気付いていないお悩みすら気付けるように、どうしたいかどうなりたいか、今後はどうしていくのか、もういろいろと」といった感じなので、その点で比べるとそもそも畑違いといっても過言ではないような気がします。
10分で終わるなんて雑にされるんじゃないの?
そういうイメージを持ってしまう人は多いと思うので、それを払拭する狙いなのかむしろ丁寧ですね。しかも美容室でカウンセリングとシャンプーとドライとブローを抜いたら、実際15分くらいですよね。なので「10分だから雑にされる」は間違いですね。
なんでこんなに1000円カットのお店が多いの?
なんでこんなに多いか、流行ってるからでしょうね。なんで流行ってるかとなれば、儲かるからでしょう。約10分で仕上がる1000円カットのお店は、客単位が6000円の美容室と変わらないとよく言われますが、実際はそれ以上です。材料費はもちろん水道もガスも使わないのですから。厳密には常に10分で絶え間なく切っているわけじゃないとしても、それでも利益は大きいですよね。
従業員について
よく「美容師を諦めた人が行き着く先」など囁かれたりもしますが、私はそうではないと思います。現実に手荒れに悩み1000円カットに入ったという方もいるとは思いますが、それはどちらかと言うと1000円カットの会社側が用意したメリットというような感じがします。入り口を広げるためにみたいな。実際に1000円カットで働いている方の多くは「待遇面が良いから入った」というのが一番多いのではないでしょうか。美容業界はまだまだブラックな面が多いので。
1000円カットの上手な使い方
ここまでの時点で1000円カットに対しての思い込みなどがなくなったとしたら、次は1000円カットの上手な利用方法を紹介していきます。
「こうしたい」ははっきり伝える
前項でも説明したように、なにも言わなくても希望通りにしてくれるようなところではないので、耳は出すのか、前髪の長さは、襟足の長さは・・・といった感じで、明確に伝えるのがポイントです。「何cm」でいうと、cmの感覚って意外に人によってバラバラだったりするので、頼む側も気をつけましょう。いいところだと「○○cmだとこのくらい切りますがよろしいでしょうか?」など確認してくれますね。失敗しないためには具体的に「目と眉の間」という感じで伝えたり、伸びた分くらい切りたいときは前回切った日にちを伝えると失敗しにくいでしょう。
1000円カットのルール的なのを知っておく
大手の○○ハウスや○○カットなどでは、一定の長さからはハサミでなくバリカンが入るというのを覚えておきましょう。バリカンを使うときは刈上げるときや丸刈りのときなのですが、そのときのミリ数にも目安があります。バリカンのミリ数は通常だと6mm、長めが良ければ9mm、少し青くなるくらいだと3mm、白っぽくなってくるのが2mm、一番短いのが0.8mmといった感じです。
指名ができないことについて
回転率重視の1000円カットのお店はだいたいがスタッフ指名ができないようになっています。普通に切れるというのを前程に書いていますので、数あるお店の中には不真面目な人もいるかもしれません。そんなときはもう仕方ないので、場所を変えてみるしかないですね。
1000円カットの失敗談など
以上のことをしていれば、こんな失敗なかったんじゃないかなというのをtwitterから引用させていただきます。
金ないからって1000円カット行ったら前髪パッツンになった
— ヨウジロウ (@VIjZirySE0fjnSR) 2016年6月27日
伝えれば直りそうな気がしちゃいますね。
1000円カットは雑すぎる
— Karuha (@karuha8469) 2016年6月27日
どうしてそう思っちゃったんでしょう。
いつも行ってるところもう終わってるし試しに1000円カットで髪切ってきたんだけど前髪短く切られすぎて話にならん😄
— 海賊王ひぃくん (@Hiw_Era) 2016年6月27日
伝えた上でのことだったんでしょうか。
1000円カットに行ったらこうなってしまった pic.twitter.com/3qmozBpnBK
— sudo (@sudo_sudo_sudo) 2016年6月20日
ネタじゃないですかね。
1000円カットを上手に利用している方
上手く使っているなという方のツイートも引用させていただきます。
1000円カットわず
前髪もこの長さでいいですか?って聞きながら上手に切ってくれはったし、髪の毛の長さちょっと切ってすいてくれはってええ感じになった( ?ω? )— ?????? ???? (@ilyikasom) 2016年6月27日
今回のヘアカットは良かった!親切対応な上になんといっても1000円カット!笑 やはり安いが一番イイのですね!笑
— トシゾー (@0724rt) 2016年6月27日
家の近くの1000円カット散髪屋さんもめっちゃ仲良くなったしいろいろ切り直ししまくってもらったしNEETっぽい髪型だった俺も体育会系な髪型に生まれ変わったしよかった!!いらんシャンプーもないし1000円は良い!!マジで感動してる!!!!
— バイト戦士かずまさ!! (@creatistor) 2016年6月20日