はじめに
こんばんは、エディです。私一年ほど前まで美容師をやっておりました。
その際に、お客様側から「実は美容師に話しかけられたくない」という意見を、ある程度打ち解けてから知らされることが多かったのです。
そこで今回は、美容師さんに話しかけられない方法をいくつか書いていきたいと思います。
シチュエーション別、美容師さんに話しかけられない方法
カウンセリング時
席に通され担当の挨拶が終わり、始めに会話をするタイミングが、カウンセリングの時。ここは、諦めて話を聞いて下さい。
なぜかと言うと、美容師はこのタイミングであなたの求めているヘアスタイルを聞き出すからです。
一言に髪型を決めると言っても、仕事中は髪の毛をまとめる必要があるのかないのか、クセをおさめたいのか活かしたいのか、かわいいのが好きなのかキレイなのが好きか…。
などなど、お客様の口から聞いたことや、自分が見て推測したこと、普段のライフスタイル。
それらを合わせてお客様の似合うスタイル、扱いやすいスタイルを提案するからです。
つまり、最低限ここは恥ずかしがらず、めんどくさがらずに希望を伝えないと、美容師側もどうしたいかが伝わらず、自分も納得しないという結果になりかねません。
施術時
そして一番長く時間がかかるのが施術時。美容師に話しかけられたくないと感じる方はこのタイミングがほとんどですよね。
しかしここは、美容師側にとっては距離を詰める絶好のタイミングなのです。
数え切れないほど美容師はいるので、その手法も様々です。髪の毛のことを話しながらカウンセリング時の情報を掘り下げていく方、友達の様に軽いノリで接してくる方、上から目線の方、謎のカリスマ性を発揮してくる方、自分大好き感がすごい方…
本当にいろんな美容師がいます。
一方、美容師側も毎日毎日お客様と接しているため、いろいろなお客様を見ています。
私が経験した一番きつかったことは、「3ヶ月頭洗ってないからしっかりシャンプーをして欲しい」
こんなお客様が来店しました。当時入社して1年目のアシスタントだったため自分が洗わされるはめに。。
その人は店内に入っただけでとんでもない異臭を放ち、スッタフ全員が横目でその人をチラ見。
「あーお湯をかけたらどうなるんだろう・・・。」と絶望感の私。
しかしやるしかない!っとお湯をかけた瞬間息を止めていたはずが鼻の穴から侵入。
猛烈な吐き気と共に「お湯加減はいかかですか?」
お客さん「お湯加減はいいけど痒いからゴシゴシ洗って」っと。。。
私「はい。。。」
ってな感じで、その時に最上級というものを知ってしまっただけに、その後はちょっとのことじゃ動じなく何もなりました。
この人はどうして3ヶ月頭を洗わなかったんだろう。
どういうライフスタイルなのだろう。
どこに満足感を得るのだろう。
極端すぎる例にはなってしまいましたが、美容師もお客様に興味をもち、詰め寄ってくるのです。
そこで回避の仕方
あまり効果がない方法
まずもう皆さん思い付くであろう手段が、雑誌を読むふり、寝たふり。
これは美容師には効きません。
中には本当に雑誌を読みたくて読んでる方もいますが、目のやり場に困るため、話しかけられたくないためなんとなく読んでるという方がとても多いです。
そのことを美容師はわかっているため、雑誌を眺めているくらいじゃ全然動じませんし、むしろ興味を引く会話をしようとしてきます。
寝たふりや、目をつぶる方もいますが、それも話かけられますね。
もっとも効果的な方法
答えは単純。
美容師を変えましょう。
上記の様に、気まずい、疲れる、そういった感覚を持つ時点で合わないと思います。
自分に合う美容師さんであればその感覚すら言わずとも悟ってくれるはずです。
例えば、
「めっちゃうるさいしゲスな会話しかしてこないけどカットがとても気に入っている」
そんな美容師に対して、はっきりと雑誌を読みたい、今日は体調が悪いなどと伝えれば、
その時は問題ないのですが、それをずっとって訳にはいきません。
それなら美容師を変えてしまいましょう。
または、我慢して何度も通うことで、時間をかけて美容師に自分がどんな人なのか分かってもらうか。
自分の指名で来てくれてたお客さんでも終始お互いに話さないという関係は結構ありました。
なのに全然気まずくない!こんな関係いいですよね!
辞めると伝えた時には「話さなかったからすごいよかったのに」っと
別れを惜しまれ複雑な気持ちになったのは今では懐かしです。w
なんか美容師側の気持ちになってしまいましたがそんな感じです。
以上で、美容師に話しかけられない方法を紹介させていただきました。
以下ではおまけとして、そんなこと言っても数ある美容室から自分に合う美容師ってどうやって見つけたらいいの?実際行ってみないとわからないよね?と言った方にオススメの、来店さずとも自分にあった美容師かどうかある程度判断する方法をご紹介します、
実際に行かなくても自分に合った美容師かをある程度判断する方法
価格帯から判断
どんな美容師がいるかというのを、美容室の価格帯からある程度判断することができます。
例えば、シャンプーカットが1500円のA店と、シャンプーカットが6500円のB店。
A店は「客数をこなし、集客を高めて、売り上げを伸ばす」方針のはずです。よって、立地も良いところにあると思います。
つまりここでは必要以上のカウンセリングはされないと予想していいです。滞在時間も短め。あまりベラベラ喋る方も少ないと思います。
一方B店では、「技術の丁寧さ、正確さ、経験はもちろん、シャンプーや接客も上質なものを使用してますよ」的なところが多いです。
なのでここでは丁寧なカウンセリングを受けるでしょうし、会話もそこそこされることでしょう。
A店は淡白で手早い美容師が多い
B店は丁寧で親切な美容師が多い
一概には言えませんが、価格帯からそういった傾向があるというのは言えるので、どっちが自分に合ってるか考えてみましょう。
客層から判断
ネットに載ってるヘアスタイルのモデルが若い、スタイリストも全員若い、そんなお店は客層も若年層が多く、接客も元気な接客が多いです。
逆の場合は年齢層も高めで、落ち着いた接客が多いです。
客層からもある程度判断することができます。
ネットの情報から判断
スタイリストの顔写真などを見ることができるお店では、プロフィールなどを載せている店舗も多いです。そんなときはその情報をみて、自分に合うかどうかの判断材料にしてもいいかもしれません。
新規で指名って変じゃない?と思う方もいると思いますが、これって意外に多いことなので、美容師側は別に変だと思いません。
良さそうなスタイリストがいたら指名で行ってみるのも全然ありです。
以上、行かずに自分に合った美容室、美容師をある程度判断する方法としてご紹介いたしました。
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